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PTA小説『七人の敵がいる』
【704】 猫紫紺 2010/08/28(Sat) 13:42
話題になっているPTA小説『七人の敵がいる』加納朋子:著《本》を読みました!
いやぁ〜!面白かったです。
そして、読後感はさわやかでした。

公式サイトから、第1章がお試し読みできます。★click here★

第一章では、緊迫した保護者会(委員・役員選出の場)のリアルな描写が読みどころです。「PTAってこうだよな、女の世界だよな、うんうん」などと頷きながら読みつつ、一本気な主人公・陽子の空気を読まない言動につっこみつつ、…ってこれは、すべて第一章の感想です。
そして、日頃自分が感じていることを代弁してくれる陽子に痛快さを覚えました。

その後の展開が面白く、広がりや深みあり、陽子の人間くささを感じさせる一面もあり、一気に読みました。ラストが秀逸!

そして、PTAについては、著者の加納さんは、ご自身で体験されているほかにも、PTAの仕組みや問題点等、相当研究されている様子です。
まだ読んでいらっしゃらない方、ぜひおすすめします!

【705】 とまて 2010/08/28(Sat) 14:56
猫紫紺さん>読まれたんですね!?私は、未だ、雑誌掲載のバージョンを読んだだけなんですけど…。
宣伝サイトの『敵その1vsママ友 ああ、永遠に埋まらぬ専業主婦と兼業主婦の溝…。』の紹介文に、少し戸惑ったのですが、(だって、専業主婦と兼業主婦は仲良くできることを知っているから…)、一番の溝は実際には同世代人同士じゃなかったので(これ、ネタバレかしらん??)安心したんです(^^♪
あの一文は、ちょっと残念な感じがします。警戒しないで、読んで欲しい。

『新しい公共』とかPTAなんかを研究していらっしゃるような男性の皆さんにも読んで欲しいですね。


【706】 猫紫紺 2010/08/28(Sat) 20:04
とまてさん>
>『新しい公共』とかPTAなんかを研究していらっしゃるような男性の皆さんにも読んで欲しいですね。

そうなんですよね!PTAならではの女の世界、男性諸氏には想像もつかないようなところの描写がリアルですもの。端から見てどんなにくだらない悩みに思えるかもしれないですけど、当の女性本人達には、それこそ真剣な問題で、理屈が通ればさささっと問題解決できるたぐいのものではないこと(そここそがわたしの悩みでもあり)が、男性諸氏にもおわかりいただけるかと思います。
例えば、作中でも端的に示されていますが、漠然と感じていることを言語化できる能力に差があるとか、「PTAの集まりで痛感したのは、個々人の事務能力にとんでもない開きがあることだ。仕方のないことだが、長く専業主婦をやっている人の多くは、簡単な文書作成ができない。雑談はできても、仕事の打ち合わせはできない。おそらくやってやれないことはないのだろうが、慣れていない為に多大な労力がいるのだろう。そもそも自信がないから、人にやってもらいたがる。」という、事務能力だけでなく、意識やモチベーションに差のある強制ボランティア集団をまとめあげることが、とんでもなく大変だということ、わかっていただけたらなと思います。


【707】 とまて 2010/08/28(Sat) 20:24
猫紫紺さん>ちょ〜っと、待って!「専業主婦だから文書作成ができない」とかは、肯定しかねます。会議で人の意見を全く聞く事が出来ないPTA役員のベテランの兼業主婦の方がいて…、「え〜と、ホントに仕事できてるの?と思ったりするのもきっと逆の意味で差別意識よね」、と自主規制してますよ(笑)。文書を作る能力と専業主婦かどうかの因果関係は、保留にしませんか?

モチベーションについては、全く仰るとおりと思います。逆にモチベーションがあれば、案外楽しく読ませる文章書いちゃったりするかもしれないですし。


【708】 猫紫紺 2010/08/28(Sat) 21:37
ああっと!ごめんなさい!!本当にご指摘の通りです。因果関係は、短絡させてはいけないもの、ですね。メディアの作るいわゆる「専業主婦と働く主婦の壁」に引っかかっていたことお詫び申し上げます。
自分の所属するPTAで、専業主婦兼業主婦とわず「この人すごい能力持っている!!」と驚いたことが頻繁にありますこと、告白します。文書作成に限らず、場をまとめる能力、とかさまざまな面で…。


【711】 とまて 2010/08/30(Mon) 16:04
ありますあります。一見大人しそうな方が、司会上手で思わず尊敬とか(^^ゞ

 で、問題なのは、理屈で割り切れない様々なこと。これ、“女の世界だから”だからでも無いですよね?
 2月の横浜シンポジウムで、男性多数の校長会でも、本来は入退会自由な筈が、いつの間にやら同調圧力で半強制的な団体になってしまっている所があることを、寺脇研氏がおっしゃっていらっしゃいましたし。辞めると言うと、辞めさせず、会に反することをしたら除名だとか…。

 合理的にしがたいのは、男性が入っていないからとか専業主婦が多いからではなくて、やっぱり変えるために必要なエネルギーが大き過ぎて、普通の人はあきらめてしまいがちなことが大きいのではないでしょうか?

 男性女性職業問わず、別の価値観を持った人が、積極的に関わるつもりで入ってくるのは歓迎できる気がします。
 つまり、この小説で行けば、主人公の山田陽子さんと似た考え方で、且つ、PTAを変えるためのエネルギーを使うことを躊躇わない人がもっと大勢存在すれば、本当に居心地の良いPTAに切り替えることができたかもしれない。それは、専業主夫でも兼業主夫でも兼業主婦でも専業主婦でも、まぁ、何でも構わない。

もっと言ってしまうと、合理的にしたい!という希望を持つ人が多ければ多いほど、変えるためのエネルギーは少なくていいかもしれないのが、泣き所なのかも。古い土地柄に住んでいると、シキタリが強くて大変…と日々感じています(涙)。

そんな訳で、全員加入のPTAを温存したまま、外におやじの会なんか作るくらいなら、先にPTAに飛び込んで、変える為にエネルギーを投じて欲しいと、長年考え続けているんです。(当地では、“PTA”と“PTAとは違って自由な組織(おやじの会では無くて男女差別は無い)”が並存してしまって、PTAは困った団体として長く生き残りそうな気配なんです。


【716】 猫紫紺 2010/09/01(Wed) 17:08
とまてさん>(
>やっぱり変えるために必要なエネルギーが大き過ぎて、普通の人はあきらめてしまいがちなことが大きいのではないでしょうか?
おっしゃること、的を射ている気がします。
PTAは任意団体だということは、2〜3年前に比べればメジャーになっていますが、まだ少数派なのは否めませんから・・。それに、最低6+3年で人が変わっていく組織ですし、1年経つと役が変わり考え方もリセットになる可能性が多きいですもの。

>当地では、“PTA”と“PTAとは違って自由な組織(おやじの会では無くて男女差別は無い)”が並存してしまって、PTAは困った団体として長く生き残りそうな気配なんです。
これは、困りますね。PTCAとはまた違って、外部の人が入れない組織なんでしょうか。とまてさんは、すでにPTAを卒業されていらっしゃいますし…。
PTA改革を実際にされた方をネットで散見しますが、そんな方のご意見を伺ってみたいものです。


【719】 とまて 2010/09/02(Thu) 22:45
自由な組織の方は、多分、地域の人も参加OKです、多分。でも、全く参加したいとは思わないです。小学校も中学校も、親としてイマイチ納得が行かないことろだった場合、子供が卒業した後まで近づこうとは思わない、ということなのかしらん??
 ご近所の現役PTA役員の方も、小学生の母親なのに役員の仕事で21時ごろ帰宅されるのにお会いして、「あんまり真面目にやっちゃダメだよ!」と思わず言ってしまいました。小学生は、8時には寝かせたいと思いますが…。


【721】 猫紫紺 2010/09/03(Fri) 19:01
 よ、夜九時までPTA活動ですか!??驚きました!
うちの小学校ではありえません!夜に会議などしているのでしょうか。それこそ家庭を壊してると思うのはわたしだけでしょうか。
 とまてさん、よくぞご忠告なさいました。


【722】 yoshi 2010/09/07(Tue) 15:24
地域の差は大きいですね。
私のところでは、PTAが女の世界だという感覚はないです。
また、共働き率が高いので、会議は普通は昼ではなく、夜の7時か7時半くらいから始まるし、9時くらいになることも時々あります。頻繁に会議をする訳でもないので、それで家庭が壊れることもないと思います。


【724】 管理人 2010/09/08(Wed) 15:50
投稿者からの依頼により削除しました。

【725】 とまて 2010/09/09(Thu) 14:15
 私が小中学校の役員をやっていて、9時帰宅の会議が有る場合、出ませんねぇ。一年に一回でもです。いえ、連れ合いが家に居るならまだしもですが。核家族の場合は、やっぱり子供を1人残して出かけるのは抵抗ありますし、仮に、託児しますから、子供連れで来てください、って言われても、一番遅くても8時には家に居たいですね。有志での会合以外は無理でしょう。

 早く、インターネットに加入する人が増えて、パスワード付きBBSとかで会議ができれば良いですよね。逐語テープ起こしの議事録作らなくていいですし。実際、そういうのを使って、会議の回数を減らせている学校も有るみたいです。当地では無理ですね。羨ましいです。

 yoshiさんのいらっしゃるPTAでは、書記・会計なんかも男女半々なのですか?それ、羨ましいです。当地では、PTAの委員会・役員会で男性を見かけたのは、会長と、広報委員長だけでした。あ、違った、校長・教頭・委員担当の教職員の方々に男性も含まれていましたっけ。


【726】 yoshi 2010/09/09(Thu) 16:15
 末子年齢が4才くらいで、共稼ぎ率が70%を超えるような土地柄ですから、昼に会議するという方が無理があります。それこそ、PTAの会議だからと会社を休んだりしなくてはならない人がいっぱい出てきます。だから、PTAが夜に会議を行い家庭を壊していると言われると困ります。
 また、委員・役員もくじやジャンケンで決めたりしないし、都合が悪くて会議に欠席しても文句は言われません。
 たまたま小さい子どもがいて預ける事も出来ない人が広報委員に選ばれた事がありましたが、紙面内容についてのアイデアや意見を書面で提出したり、子連れで来て30分くらいだけ話をして帰ったりしました。文句を言うどころか、頑張ってくれてありがたいと、みんな喜んでいました。

 私のいた小学校も中学校も、役員・委員ともに、男女半々です。
 ですから私の地域では、PTAは女の世界ではありません。


【727】 とまて 2010/09/10(Fri) 09:04
yoshiさん>会議の議題を事前に配布したり、議事録を欠席者に回したりの工夫があれば、成るべく大勢の人が出られる時間、という選択は良いですね。教員の方も出席されるんでしょうか?
 yoshiさんの所属されていたPTAはかなり居心地が良いかもしれないですね。後、入退会の実質的自由が有れば、結構理想に近いかも。

 共働き70%ですか。そういう地域なら、働きたい女性も安心して子供を持つことができますね。当地では、探しても、仕事が無いんです。男性も、他府県で働く人の率が高い方の地域です。職住接近じゃ無いんですよね。これはオフトピですが。自分は、働く予定で居たので、ほぼ専業主婦ですが、働く女性の味方なんです。


【728】 柳下 2010/09/10(Fri) 09:34
yoshiさんの学校の場合、本当にできる人ができることをやっていらっしゃるという感じがしますね。素晴らしいと思います。じゃんけんやくじで役員を決めないというのも素晴らしいです。
 私が役員をやっている時に感じましたのは、『昼間に会ってやっているからこそ、だらだらと時間を食いつぶすやり方になってしまうのかな』ということでした。いくらでも延長可能なのです。
議題を明確にして、さっさとまとめたいと考える人と、親睦もかねている会なのだから、とにかく定期的に会合をしようと考える人、誰かが指示を出してくれたらただそれに従いますという人とがいて(どんな組織もそうかも知れませんが)際限なく時間の拘束のある会になっていたと思います。どこで区切るのか難しさを感じておりました。ボランティアって、効率とか、利益を考えなくていいのでかえって難しいのではないかと思いました。近所同士の人間関係、子どもの関係した組織なので言いたい事もいいにくい、教師に悪く思われたくないの心理でお互いを牽制し合うなど。(例えばベルマークをやるのに、『この部屋の光熱費はいくら、もし、会場費を払っていたとしたら、いくらかかるから果たしてこのベルマークの還元金で買えるものって時間をかけてまでやる意味があるのか』なんてなかなか考えないですよね)
 

 この『七人の敵がいる』で印象深かったところは、やはりベルマークです。あやしい教師の行動を監視することを目的にして、ベルマーク係を主人公が知り合いに薦めるところです。『ベルマーク運動』は私は人を馬鹿にした運動と思っているので好きではないのですが、このように『堂々と学校の出入りをしやすくする』にはもってこいかしら、とやや思いました。そういう利用の仕方もあるのか、と思いました。


【729】 柳下 2010/09/10(Fri) 09:49
とまてさん>
とまてさんは、やはり、お仕事されたいと思ってらしたのですね。とまてさんのようにできるひとはほんと、もったいないです。仕事しないのは。ほんとうは、地域の活性化ってボランティア(PTA含む)の活性化では『ない』のではないかと思いますね。

『便利にタダ働きさせられることが嬉しい』なんて人、なかなかいないと思います。

ボランティアの意味は自主的にやることなので、学校がらみのPTAは『周りの目が気になって断れない類いのもの』なのでボランティアとは言えないとも思いますが。
行政がボランティアを奨励すること自体、おかしいと思っております。やりたい人はやるのです。
それより政府は本当に学校運営に必要な費用を『PTAの会費からの寄附がなくても回っていくように』予算を組んで欲しいと思いますね。


【730】 管理人 2010/09/10(Fri) 11:13
投稿者からの依頼により削除しました。

【731】 猫紫紺 2010/09/10(Fri) 19:05
>【726】 yoshi さん
まずは言葉が過ぎましたことをお許し下さい。<家庭を壊す
PTAとは言っても、ずいぶん、自分の所とは事情が違うようですね。男女半々、共稼ぎ7割、でしたら、会議は7時からのほうが確かに合理的でしょうね。
わたし自身の話で恐縮ですが、わたしは夫の両親と同居していて、家族観・家庭観は古い方に入ると思います。仕事はしておりますが、在宅です。PTAには男性がいるときも有りましたがバリバリ女の世界です。そんなわたしから見ると、yoshiさんのPTAには心配が2つ出てきます。

・PTA会議の間、お子さんの面倒はどなたが見ていらっしゃるのでしょうか?低学年等で一人留守番、ですと、安全面・情緒の発達面・健康面(早寝早起き朝ご飯)で心配です。
・以上のリスクをはらんでのPTA活動、どれほどの意味が見いだせるのでしょうか?特に女性の本音はどうなのでしょうか?全体の仕事量は多いのでしょうか?

・・・もちろん、会議は毎日ではないでしょうし、これは、他人様のご家庭の事情に踏み込む、勝手なわたしの心配であり余計なお世話です。ですが、温かな家庭の運営は、PTA活動よりは大切なものだと信じております。なので、思うところを正直に書かせて頂きました。ご不快に思われたら申し訳ございません。

・・・あっ、OTさんのおっしゃいますような、夜のそんな時間にPTAと称して飲み歩く親の方が、もっと問題だとは思います。

わたし自身は、現在学年委員をしておりますが、一昨年PTAその他複合要因で体調を酷く壊し、常用薬が増えました。PTAに関わってから、2度も家族に迷惑をかけた口です。
役員選のクラス選考会に出るくらいなら、PTAを退会したいと思っているのに、言い出せないチキンです。思いは複雑です。


【732】 とまて 2010/09/10(Fri) 20:17
柳下さん>過分なお言葉、ありがとうございます。もう、年齢も何なので、自分で起業でもしない限り、一生仕事には就けないんじゃないか、と、ときどき思います。不景気ってヤ〜ネ(笑)。若い子の就職氷河期も何とかして欲しいですしね。

“ほんとうは、地域の活性化ってボランティア(PTA含む)の活性化では『ない』のではないかと思いますね。”以下、同意です。川端裕人氏の、ニュージーランドレポート ★click here★ を拝読すると、ガバナンスに参画、は、やりようによっては良いのかもしれないですが。


【733】 まるお 2010/09/11(Sat) 12:52
わたしも、カワバタさんが紹介してくれたニュージーランドのようなガバナンス参画ならありだと思いました。
でも、現状の「学校なんちゃら」というのは???です。

権限も責任もあいまいで、「何にもできない」で終わる可能性や、逆に学校に対して「不当で・大きな影響を及ぼしてしまう」可能性もあるように思います。


【734】 柳下 2010/09/12(Sun) 15:49
私もカワバタさんのご紹介してくれたニュージーランドの例はいいと思います。しっかり希望すれば研修も受けられていいと思います。フォローをしてくれる機関がしっかりありますし。日本の場合、時によって『任意団体なのだから会員同士で話し合ってくれ』と言われますが、学校予算がないからと場合によってはPTAの存在をうまく利用されていると思います。
 本当は気持ちよく『やりたいのだからPTA役員をやる、ついでに会員同士の交流や企画も喜んでやる』というひとだけでやるならいいと思います。
 しかし、役員を経験したことから感じたことですが、学校の要望を一部の役員が聞いてそれを他の役員に伝え、その手伝いをしようとする場合、学校の本当に希望しているものと違った伝わり方をしてしまうことがありました。伝言ゲームをしているようでした。あれこれ会員だけで話し合ってまとめた後で『なんだ、違ったのね』ということがありました。
 そういったことから、PTAとして学校のお手伝いをするのでなく、学校のお手伝いはPTAと切り離した方がいいと思いました。
 まるおさんのご指摘のように、私も責任、権限のあいまいさは困ると思っております。

猫紫紺さん>
役員の選出の日は本当に悩みますね。
私は前回、お休みしました。夫に出てくれと言いましたら、
「平日に無理。そんな時間に無理。でも行かなければならないものなんだろう?」と言われたのですが、
私:「役員やりたくないし。でも断りにくい。あの雰囲気、やなのよね。出てよ。」
夫:「だから、無理なのは無理なの。出るだけでて、『できません』って言えばいいでしょ?」
私:「やるつもりがないのになんで出席しなければいけないのかしら。出たら断りにくいし」
夫:「全ての人が役員をやらなければならないわけじゃないんだから、『私はもう出来ません』と言えばいいだろ?なん世帯いるんだよ。うちばっかりやる必要もないだろ?断れば済む話でしょ?」
私:「だってくじとかの流れになったらなっちゃうかもよ」
夫:「出来ないものは出来ないというだけの話じゃないか。そんなに嫌だったら出なきゃいいじゃないか」
私:「そうだね。じゃあ、出ない」
という話し合い、出ない事にしました。話し合いというより、言い合いですね。

以前、カワバタさんもおっしゃってましたが、「ある委員がその年度お休みしたからといって子どもが急に不幸になることはない」と思っています。
そして、私個人としては、『PTAがたとえなくなってもいっこうに構わない』と思っている人間ですので、役員をもうやるつもりがないのに万が一誰かに役員をやってもらうために『くじ引きにしましょうよ』なんてなったら、「それはやめましょうよ」と強くいう勇気や相手を説得する気力、自信がはたしてあるだろうか、と自問しました。

そして、その場で私はたとえくじ引きで当たったとしても絶対に引き受けるつもりがなかったので、『誰かになってもらうんだよね。それって人権侵害の加担者になるってことじゃないかしら?』(『役員をやってください』という言い方をするとわかりにくいですが、「学校関連のことであなたの時間を提供してください。」“学校、地域によるとは思いますが”「便利に使われてください」とお願いするようなものだと思っているからです。)
よって、
『その場に絶対に居合わせたくない』
と強く思いました。
「くじなんてこと、やめましょうよ」「無理に誰かに役員をやってもらうのはやめましょうよ」と言えない他人を責める気はありません。私も以前、無頓着でしたし、PTAの実態について詳しくなかったですし。深く考えてなかったのであまりくじで役員を決めることに疑問を感じてませんでしたので。

しかし、役員をやってからは変わりました。もうやりたくないと思っても再びやってしまった時はなかなか決まらずくじびきになったことがあります。しかし、くじを強くやめようと主張しなかったのは、『出来ないと断った人がいたらその人のかわりに自分がなればいいか』との考えもあってのことでした。しかし、もう、その気持ちもなくなりました。
 PTAは『本当にやりたい人だけでやる方がいいものなのだ』との考えになったからです。

 学校が本当に手伝って欲しいものは直接しっかりと全保護者に向けてその手伝いの内容、時間を説明して欲しいと思います。そして可能であれば可能な人が『個人』で手伝いを申し出ることがいいと思います。役員を通じての内容では解りにくいですし、誤解も生まれます。誤解が生まれると保護者同士、ギクシャクします。気持ちよく学校の良き理解者であるには、その方がいいと思っております。
なにより、自分や自分の家族を大事にすることを優先していいと思います。みなそれぞれ、どなたでも個人の幸せを優先する権利があるはずです。

猫紫紺さん、どうかご無理のないように。

トピックとだいぶ話がはなれてしまってすみません。この小説、実におもしろいと私も思いました。役員選出のところ、『仲良し同士(知り合いの人同士)でやりたがる』『仲良し同士でないとやりたくない』という傾向はあるなと私も感じておりました。


【736】 猫紫紺 2010/09/14(Tue) 17:29
柳下さん>
もったいないねぎらいの言葉、ありがとうございます。
一度役員を経験なさったにもかかわらず、くじ引きでまた当たったら、切ない物がありますね(T.T)
自分の学校、去年からですが、役員経験者には「辞退権」が認められました。有効期間はたしか6年間だったと記憶しております。それだけ役員は大変〜!の証だと思います。でも、辞退権を持っていても、役職の説明が必要なときはアドバイスできるように、クラス役員選の場には出なければいけないんだそうです。
そして、クラス役員選には、欠席は認められていず、代理人を立てるか、後日の互選会に出席決定となります。その上で、くじ引きを極力回避、できるだけ立候補で役を決めるようになっていますし、個々人の状況説明は「病気とか仕事とかとは言わず、できるだけ前向きの説明をお願いします」との去年の説明でした。(わたし、ホントに訳ありなので「病気があります」と堂々と言いましたが(笑))

今年は、逃げるか、規約を変えたい思いや「PTA入退会自由と新聞で見て・・」などをぽろっと言ってしまうかの、ジレンマです。
委員を2つ経験したら、もうお役ご免で好いはずなのですが(笑)
役員選びの話題になりますと、どうしても長くなりますね。

とまてさん>
ねぎらいのお言葉、ありがとうございます。本当に、お互いに、ですね。

それにしても、仲良しユニットに外様が一人の状況って、想像しただけでもとけ込みづらくてしんどそうです(T.T)


【805】 FJN 2010/10/23(Sat) 18:08
アマゾンのサイトでブックレビューが10件ほど読めます。
★click here★


【806】 とまて 2010/10/28(Thu) 18:26
 書籍版は、雑誌掲載時の7章までにエピローグが追加されていて、私は、エピローグが良いと思いました。沢山書くと、これから読まれる方に申し訳ないので控えようと思いますが。
 あとがきで著者の方が書いていらっしゃいますが、壊れちゃっている方のPTAは、確かにホラーっぽい一面があると思います。


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