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PTAのすすめPTA会長役員入門
【2713】 森の熊さん 2013/01/30(Wed) 16:41
1983年発行のPTAハンドブック(当時の常務理事、教育問題委員会、理事による編集)によると
学校の関係については
≫学校とPTAはこどもを中にして不離一体の関係にあり。お互いに連携し合い、協力し合うことによってはじめて子供を健全な成長へと導くことができるものと思ます。学校への隷属、ルイは監視するような団体であってはならないと思います。
組織と運営の中で「会員制度」に関しては「学校の6・3・3制度と抱き合わせのようにPTAが作られ、結成の時点では父母や教師は当然のこととしてPTA会員にとなった。」とことの初めを記したうえで、
≫どんな組織であっても「明確な目標を持ち、その構成員に共通の理解と関心がなければならない」とされている。自主的な任意団体として、最も大切な会員としての自覚と自発性に欠けていたのである。現在も多くの単位PTAでは、会員の加入制度を自動加入のままにしている。そして、会員の自由意思と会員としての自覚を伴った自由加入制、P会員とT会員としての共通意識、父母の別々加入制などの問題がいまだに解決されないままになっているのである。
と書かれています。
当時なら、もっとこの「自由加入制」について日Pをつつきまくれば、何か動きがあったのかな?と思わせます。

多分当時はこども多く、21世紀の少子高齢化社会を憂いつつも、目の前にあるバブル期の青少年非行・犯罪の対処としての地域活動(「浄化」と言ってます)で頭がいっぱいで、足元は見えてなかったのかもしれません。

≫PTA活動に参加する意欲の原点は、わが子に対する愛情であるとしても、PTAの目指すところは、学級全体、学校全体、日本全体、さらには全世界のすべての子供たちのしあっわせを願うものであるという理解を持つことを期待している。

らしいです。(大きく出たな…)

ひどいことは書いてありませんでした。「入学式のあいさつ」などにしても「おめでとうございます。ご父兄の皆さんはPTAの会員となられました」的な挨拶はされていませんし、「一人一役」なんてことも言われていません。
どのあたりからそういうことが「暗黙の了解」になったのか知りたいものです。

【2714】 とまて 2013/01/30(Wed) 20:23
森の熊さん、ありがとうございます。『著者 日本PTA全国協議会/出版社 日本PTA全国協議会』のものですよね?
現在も多くの単位PTAでは、会員の加入制度を自動加入のままにしている。そして、会員の自由意思と会員としての自覚を伴った自由加入制、P会員とT会員としての共通意識、父母の別々加入制などの問題がいまだに解決されないままになっているのである。
が、やはりチェックポイントでしょうか?

単なる憶測ですが、1983年と言えば、男女雇用機会均等法のちょっと手前で、まだ、人材に余裕が有ったころなのかなぁ?という気も少ししてます。ベルマークの年間総集計点数がMaxだったのが1985年なので、そのちょっと前だな…と。


【2716】 森の熊さん 2013/01/31(Thu) 08:53
そうですね。「少子高齢化」を憂えてる割には、「人がいて当たり前」な状態に甘えたままな感じはします。
「長い目」はなかったということかもしれません。

日Pの理事とかなのに、結構「AWAY感」があるのは気になりました。「君たちもPTAの組織の一員なんだよ。他人事みたいに語ってないで突っ込めよ。」と(当時突っ込んでたら、少しは動いていたかもと期待させる)言いたかったです。
何しろ、「突っ込める立場(単P同志で他校のやり方に突っ込むことは無理だけど)」だったはずだし、残念です。


【2718】 とまて 2013/01/31(Thu) 18:56
他人事感には、常に悩まされますよね?
身近なところでは、今現在も、単位PTA内のT会員に他人事感が結構顕著なところが多いような?

やっぱり、ちょっと、いろいろと集めつつある資料(新聞記事、雑誌記事、書籍系)の年表作りたくなって来ました。
2003年には、日Pの広報301号で、“■子どもとテレビ フォーラム■”というような記事もありつつ、赤田会長が、
日・ 日本の場合は、強制的入っているので、6円。日本PTAへ払っているという認識はありませんね。それにしても、会費収入の差は大きいですね。
と、サラっと語っていらっしゃいます(~_~;)。(あ、今は子供一人当たり10円でしたね、確か。念のため)


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