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学校問題とPTA・保護者会
【4471】 天使と悪魔 2014/09/29(Mon) 18:29
皆さん大変ご無沙汰しております。
以前別のHNでお邪魔しておりました。
PTAが任意加入を前提とした団体であり、父兄・保護者の「入会したくない」という意思表示があれば入会させる事はできない団体と周知が進んでいると考えております。
そろそろ「PTAや保護者会が学校問題を保護者が抱えたときに何が出来るのだろう?」という事を話してみてもいいころかなぁと勝手に思いました。
余り時間もなかったのでmoepapaさんのブログにしかお邪魔しておりませんでした。他のブログなどにも少しだけですが拝見し思った事は「任意加入を前提」から抜け出せていないのかなぁと言う事でした。活動も今までの行事等をどうするかと言う事がメインであると感じました。
「任意加入を前提」「入退会自由」であったならば今までやってきた行事をどうするかだけでなく「その会が会員や児童・生徒に対して何が出来るのか」をアピールしていく必要があると思うのです。(PTA保護者会は学校の御用聞き、それとも圧力団体?)
私はまた個人的な問題を抱えてしまいましたが(泣)それなりに詳しく?経緯をとっています。
これを読んでいただき義務教育で子供が勉強したいという気持ちにPTAや保護者会がどの様にこたえる事が出来るのかを考えてみたい、欲しい、と思いました。
pdfにまとめてみましたので下記を読んで下さればと思います。
相も変わらずの長文でございます。書き方で誰が書いたかすぐにわかる方もおられると思います。
★click here★

【4472】 ぶきゃこ 2014/09/30(Tue) 05:30
天使と悪魔さん、大変な目に遭われたのですね…。
お子さんがしっかりご自分で健全な解決法を見つけられましたこと、何よりです。

さて、学級崩壊という現象は、教育問題ではありますが、教育問題として語っている場合でもない、というのが私の持論です。
問題点を切り分け、具体的なプランを立て、強い意志で速やかに実行出来るか、そしてそれをボスが支援出来るか、という「仕事力・組織力・マネジメント力の問題」が大きいということを実感しています。
私も(小学校ですが)かなり悩んだことがあり、学校にも相当介入しました。が、結局は、私が能力を一番信頼している「プロの教師」に交代しただけであっけなく改善しました。
「教育はなかなかむずかしいもの」とか「保護者ともしっかり話し合いを重ねて…」とか「子供も変わってきており…」などは言い訳、その場しのぎにすぎないのでは? と疑っています。
多くは仕事能力の問題です。
小学校が中学校になったとしても、単純には行かない部分も増えるとは言え、基本的には変わらないと思います。

通われていた私学は、複合的な問題があるでしょうが、経緯を拝見しますとまず決定的にボス(校長)がダメだと思いますし、私学の怖いところは機械的な人事異動がないところだと思いました。(それが長所とも言えるのですが、リスクもありますね)
お子さんがこの経験を糧として強く成長していかれることを願っています。

本題の「PTAや保護者会が学校問題を保護者が抱えたときに何が出来るのだろう?」ですが、いきなり出鼻をくじくようで申し訳ないのですが、保護者で団体化した時点で、ロクなことにはならないように思いますし、私はそこに期待をかけたいと思ったことがありません。
ただ、ゆるい交流の場だけ確保がされていればいいかなあと思います。


【4473】 moepapa 2014/09/30(Tue) 05:52home
うちのPTAでは、授業中まとまりがなく、子どもたちが勉強に収集出来ていないといった担任教師への不満が上がって来ることがあります。また、軽度のいじめの情報も上がって来ます。その都度、私は校長を訪ね状況の報告と現場サイドの認識を確認に行っています。そして、その情報を保護者へバックしています。まだ、組織として何が出来るか!?という段階までも行っていないのですが、天使と悪魔さんの提言のように、行事ごとをこなすだけの組織では、もはや時代にあっていないと感じております。

【4474】 ボケの花 2014/09/30(Tue) 09:35
天使と悪魔さん、ご無沙汰しております。
相変わらず?自力で解決されているご様子に、こちらも心丈夫になりました。
これからの新たな毎日が充実したものになるよう祈念しております。
で!これですが、

>「PTAや保護者会が学校問題を保護者が抱えたときに何が出来るのだろう?」

なにもできないです。
「期待できない」「検討に値しない」です。
そういう団体・集まりではないからです。


【4475】 天使と悪魔 2014/09/30(Tue) 15:50
ぶきゃこさん、こんにちは。
学校は様々な絡みがあり問題だらけで、本来は今始まったことでなくぶきゃこさんご指摘の通りで「言い訳やその場しのぎ」の賜物である考えます。
私立の場合は「プロの教師」でなおさらあってほしいと思いますがこれもおっしゃる通りで管理職、校長の指導能力の欠如、教頭は職員室で生徒から見ても教師に対して怒鳴っている状態では、教師がついていくどころか育成はできないでしょうね。
どの業界でも仕事の能力は問われますしこの事が様々な問題を引き起こしています。能力不足は教師に限った事ではありません。しかし教育は『社会』の根幹を担うもののひとつであると思うのです。子供の時の人間形成はとても大事であると思うのです。
日本PTA全国協議会の「日本PTAとは」・綱領 ・基本的な視点方向 を見てもご立派な主張です。それはそれで成り立ちのひとつですからいいと思うのです。ですが主張と活動が全く異なる、伴わないということになればPTA自体不要と思う人も出てくると思いますし、「任意加入を前提」であれば入会者は減少していく事となると考えます。
結果ゆるい交流の場であっていいのかなぁと考えます。

moepapaさん、こんにちは。
頑張っておられる様子、何よりです。
今までの既存の活動で必要・不必要を仕分けされている段階だろうと思います。また学校職員や保護者の理解がどこまで進むかは未知数ですから仕分けだけでも大変だろうと思います。そのうえでこのようなことを提案しているのは「キツイ」ことだとも理解しているつもりです。ここ数年でPTAの問題の一部は世間が少しですが認識してきたのかなぁと思っています。であればこのあたりで「この学校内で子供のために活動する社会教育関係団体」が何をできるのか「考えてみる」事が大事だと思うのです。
その結果個人が必要・不必要を決める一つになるのかなぁと思っています。

ボケの花さん、お久しぶりです。
又個人でやっております。(泣)
個人的には「どうしてやろうという」のが本音です。このあたりはボケの花さんが一番よくわかってくれるのではないかと勝手に思っています。(笑)
何もできないかどうか、とりあえず考えてみましょうよ。
その上で学校内での子供の教育上の権利に係ることで何もできないとなれば今度は本当にPTAは社会的に抹殺された方がいいということになりますよね。
現段階では私は個々の学校でのPTAの活動でまったく無駄とも思えないこともあると思いますから、検討に値しないとまでは思っていないです。(笑)
検討したうえで「ペシャンコ」と言うのもあるとは思いますが…。


【4476】 ボケの花 2014/09/30(Tue) 16:43
★click here★

↑ここへ持ってく方が話早くないですか?
岡山の私立学校なら、県教委の「教育政策課」か、中学なら私立と言えど県の「義務教育課」。

私は親切なので、教育政策課と義務教育課にネタフリします。
返答が曖昧なら、上の監査事務局に同じネタを振ります。

「検討に値しない」とは、PTAも保護者会もいいとこ「社会教育」で、唯一の裏付け「社会教育法」によるからです。
以前、天使と悪魔さん、あり方さん、私、もちろんほかの皆さんも入れて、
『社会教育法によるとPTAは学校教育に関わっちゃいかん』
とやったじゃないですか?
今回のご様子では、まさにPTAなんぞに出る幕無し。
天使と悪魔さん、お子さんがマジ切れするような校長に、PTAや保護者会が立ち向かうと思われます?
立ち向かったところで、煙に巻かれて、「なんか納得いかないのよねぇ…でもぉ、これからどーするぅ?よく判んないしぃ」ってなこと言ってるのが関の山です。

で、上でご紹介した「監査事務局」。
東京都は長期欠席・転退学についても、ここが調べてますので、岡山もやってくれんでは?とPTA・保護者会以上に期待しているのであります(ケロロ風で)
★click here★

※言い訳+追記
私はネットに書き込む際に、「ケロロ風」「ってなこと」などと書き散らかしますが、それは口頭や口調を活字で表現したいがための苦肉の策というものです。
私がリアルで役所・上級官公署・初対面の方にこのような表現を使うはずもございません。
管理人様、ご常連様はよっっっっくご存知ですが、誤解された一部の方がいないとも限りませんので、敢えて、申し添えさせていただきます。ご寛容の程、宜しくお願い申し上げます。


【4477】 天使と悪魔 2014/09/30(Tue) 17:55
ボケの花さん、懐かしいですね。
そういえば色々とやりましたよね。(笑)
さて今回の私学での事は相手方に対して私も色々と方策を考えています。また解決に関しては事情もありもう少し時間をかけたいと考えております。お示しいただきました「監査事務局」参考にさせていただきます。

この私学で起こった事をある意味詳細に資料として残しております。で、この私学は子供が辞めていますから保護者会やPTAがどうするかはすでに関係ないのであまり興味はありません。
会員制ではなくこちらに書き込みをしたのは、ある意味ひろく皆に考えてもらえればなぁと思ったからです。

「そんなの無理だろ」とボケの花さんはおっしゃるかもしれません。私もそう思う部分は少なからずあります。
でも現在会長などしている人が見た場合に参考になるかもしれないですし…。
まぁ参考程度の問題ですが・・。
個人的な部分は司法の場なりで、その後ホームページなどではっきりさせていくことも選択肢の一つであろうと考えております。(まだどうするかは決めておりません)
ですからPTA・保護者会での「こういう事があった時にどうする」と言う参考資料的に思っていただければと考えます。
組織的な部分は少し皆で考えてみてもいいのかなぁと思っただけです。

少し考えが軽すぎましたならご容赦を。


【4478】 ボケの花 2014/09/30(Tue) 18:33
>ある意味ひろく皆に考えてもらえればなぁと思ったからです。

と、思いました。
天使と悪魔さんのこれまでの来し方を観(読んで)ていたら。

で、私は最近の雑感として。
私達が個人でどんなに、善意で、こうしたものを広く参考になればと提示しても、個人の限界があります。
が、特に最近のこの国の人々は、言うこと聞かないのかなと想っていると、ある局面では「役所の言うことを絶対に聴く」のです。
純粋なボランティアを闖入者と見る一方で、同じことをする制服を着た方々には、崇拝するように「ありがとうございます、助かりました」という場面よくご覧になりますでしょ?

さて、それでは制服を来た方(今回は必要ではありませんが)に近い役所系な方々にサクッとお助けいただいてはどうかしら?です。

実はうちの子の公立中も学級崩壊寸前です。
先生が不憫になるくらい、親がダメダメです。
ダメダメ親とその子は、完璧かつ優秀な教員でも対応できないです。
指導や注意、警告なんぞしたら教員が職を失うかも知れない現況では、中立なジャッジが必要と思います。

少ない労力で効果を即応させるってのは、どこでも必要なことかなぁ、と。

どこに書いてあったんだっけ?
○子の兵法?○師○兵衛?赤○のアンだったかしら?


【4479】 天使と悪魔 2014/09/30(Tue) 21:30
ボケの花さんの子供さんの学校大変そうですね。何が原因で学級崩壊に向かったのか、指導や注意、警告なんぞしたら教員が職を失うかもしれない状況がどういうものかはよく分からないのですが、これって学校全体の問題ですね。

私、ある教師の言葉を思い出してしまいました。
今回の件で書面や録音物を持って説明した時です。
「こんな学級崩壊なんて何処にでもあろうが・・・」「お前や弁護士は契約、契約と言うけど何の契約がある?」「入学する時に学校と保護者で契約書など交わしてなかろうが」という言葉でした。
私これを聞いてとても驚きました。
後輩教師を指導、または相談を受けるであろう年齢の人だったからです。
私は「貴方の言う事は蔑ろにしません。その質問に回答できなければ、そういった認識を持っている人と話が出来ませんから」「ただ契約はありますよ。学納金を支払い、誓約書も書いていますから」と答えました。

私はこの教師からこう言った言葉が出るというのは大変ショックでした。私のみたて違いだったのかなぁ(うーん、ショック)
「学級崩壊や授業崩壊は何処にでもあるからいちいちそんな事で目くじら立てるな」と言っているように感じたからです。

他の人たちに「学校側と保護者がどの様な契約を結んでいると思う」と問うと明確に回答出来た方がいませんでした。

学校と保護者の契約、それは「在学契約」と言われるものです。
私学の入学金の返還訴訟で判例がありました。この中で・在学契約の法的性質を裁判所が判断している部分があります。もう一つは高校ですが私立・公立の法的取り扱いの比較検討を記したものです。
★click here★'%E7%BE%A9%E5%8B%99%E6%95%99%E8%82%B2+%E7%A7%81%E7%AB%8B+%E5%9C%A8%E5%AD%A6+%E5%A5%91%E7%B4%84'

★click here★


これって公立・私立問わずにあると私は思うのですが・・・。
学校と保護者がどの様な契約を結んでいるか、特に義務教育における子供の権利や学校・保護者が何をしなければならないのかを知る上で必要かなぁと感じました。
また学校と保護者の関係、保護者・教師とPTAの関係も前提を整理しやすいかなぁと感じました。

出張が入り数日間ネット環境から離れます。


【4480】 FJN 2014/10/02(Thu) 09:29
まず、論文サイト<サイニィ>で【在学契約】に関する論文資料が読めるので、そのURLを貼ります。
     ◆――★click here★

さて、スレッドのタイトルは、
    学校問題とPTA・保護者会
です。
そして、スレッドのテーマは、
    義務教育で
    子供が勉強したいという気持ちに
    PTAや保護者会がどの様にこたえる事が出来るのか
であると思います。

一般的なタイトルで一般的なテーマだといえます。

提示されたケースの趣旨を、私は、
    2013年に入学した私立中学校で授業妨害があり、
    生徒は2014年の1学期の末に転校した。
というふうに受け取りました。

このケースから、一般的なテーマを考えたり、一般的なテーマに沿ったヒントを得たりするためには、このケースの概要を知る必要があると思われます。

このケースの具体的な経過を追うにあたって、私は、ネットで読める2つのファイルを参考にしました。
9月29日にネット公開されたファイルA(参照先⇒★click here★)――これは【4471】で紹介されたファイルです――と、昨年ネット公開されたファイルB(参照先⇒★click here★)です(A、Bは私が便宜上つけました)。

ファイルAで私が注目した1文は、下記です。
授業に出て勉強したいという切なる願いが学校の教育環境が原因で叶えられないばかりか、学校が自分の切なる願いさえも聞き届けてくれないという不信感と、このような事態に至ったのは自分のせいではないかという罪悪感に苛まれながら毎日を過ごす事がどれほど当方子どもの人生において悪影響を及ぼすものであるか想像しただけで親としては憤りを感じずにはいられません。
とりわけ「このような事態に至ったのは自分のせいではないかという罪悪感」という箇所にズキンと来ました。

なお、ファイルBに以下の記述があります。
校長   様
PTA会長     様

いつも子どもが大変お世話になっております。
この度は保護者として学校運営、PTAのことに関して疑問に思うことが多々ありますので、質問及び苦言申し上げます。
……〔中 略〕……

4名の男子生徒から「いじめ」と認識できる出来事がありました。
……〔中 略〕……

いじめ問題の初期対応としては妥当だと感じられないばかりか、学校内の様子、相手方生徒・保護者への対応などみることができません。
……〔中 略〕……

「他の生徒が授業中五月蝿くて、先生の話が聞こえない授業(数学、他)がある」
「生徒が寝ていても先生は気付いていないのか注意もしない」
……〔中 略〕……
この様に保護者としてとても気になる話もあります。
「授業に支障がある」と授業を受ける子どもから話を聞いていて「進学校に通わせている意味に疑問を感じる」ことが少なからずあります。
学校生活を子どもが送る上で「様々なことが起こっている」と推測します。
……〔中 略〕……

学校にはPTAという「保護者と教師の会」があり「子どものために」を理念に掲げています。
まず、これらの事をPTAはどの様に考え、会員である保護者教師に啓発をかけるのでしょうか?
聞いてみたいところです。

●中学校における【いじめ】と【授業妨害】を知ったPTA会長は、どう対応したか。

その概要がわかると、個別のケースから、一般的なテーマを考えたり、一般的なテーマに沿ったヒントが得られたりできるような気がします。


【4481】 PTAのあり方とは・・ 2014/10/04(Sat) 15:42
ボケの花さん、こんにちは。
>『社会教育法によるとPTAは学校教育に関わっちゃいかん』
「法律から見た本来のPTA」について、過去に議論した記憶が‟うっすら“とあります。
でも、それは本来の「あり方」であり、現状の間違いを法的に認識する目的があった、と思います。
しかしPTA現状は…悲しいかな「官製PTA」であり、それは私の愛する日PのHPを見ても明らかです。

日P会長あいさつ(抜粋)
(前略)
子どもたちが生きる力を醸成し、誇りをもち、夢をもち、将来に希望と自信のもてる教育環境を、私たち保護者、大人(社会)がつくっていかなければなりません。
全国組織として、国が行うあらゆる教育改革に積極的に意見し我々が何をすべきかを明確にし各協議会とともに然るべき方向性を示していくことが大切と考えています。
今、社会の中心を担う私たち責任世代が真剣に日本の未来と教育について考え、議論し、公益目的事業の積極的な取り組みと能動的な行動を行うことが必要であります。そのためにも、綱領、基本方針、活動目標は着実に推進してまいります。
(中略)
PTAは、保護者が主となって家庭と学校、学校と地域、地域と家庭をつなぐ子どもを中心に置いた地域教育活動を活性化させる役割を担っています。…
…「子どもたちのために」を大前提として活動していますが、実は保護者が、人とのつながりや地域とのつながり、社会を知り自分を成長させることができる場でもあります。
(後略)

綱領
本会は、教育を本旨とし、特定の政党や宗教に偏ることなく、小学校及び中学校におけるPTA活動を通して、わが国における社会教育及び家庭教育の充実に努めるとともに、家庭、学校、地域の連携を深め、子どもたちの健全育成と福祉の増進を図り、もって社会の発展に寄与する。

基本的な視点・方向
「子どもたちの心身ともに健全な成長を図るため、社会の変化に対応した教育改革等に主体的に取り組み、全国1千万会員とともに、新しい時代の要請に応えるPTAのあり方を探求し、社会教育団体の一員としての責任を果たしていく。また、少子化や共働き家庭の増加等を踏まえ、PTAの全国組織として、PTA活動の新たな組織運営のあり方など活性化方策を構築し、その普及啓発を進めていく。」
子どもたちの教育の原点は家庭にあることを再確認し、保護者としての自覚を高め、責任を果たし、子どもとともに成長していく。加えて、学校教育についての理解も深めつつ、家庭における教育力の向上を目指していく。
「教育改革に意見し、何をするか明確にし、方向性を示す。」
「学校教育についての理解を深めつつ、家庭における教育力の向上を目指していく。」
…いやはや、言っている意味が解りません。

保護者としては子どもの義務教育を受ける権利と学力を保障してもらいたい、と思うのですが、どの様に保障されているのか、法律を見てみると…

学校教育法施工規則(抜粋)
第五十条  小学校の教育課程は、国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭及び体育の各教科(以下この節において「各教科」という。)、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間並びに特別活動によつて編成するものとする。
2  私立の小学校の教育課程を編成する場合は、前項の規定にかかわらず、宗教を加えることができる。この場合においては、宗教をもつて前項の道徳に代えることができる。
第五十一条  小学校の各学年における各教科、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの授業時数並びに各学年におけるこれらの総授業時数は、別表第一に定める授業時数を標準とする。
第五十二条  小学校の教育課程については、この節に定めるもののほか、教育課程の基準として文部科学大臣が別に公示する小学校学習指導要領によるものとする。
第五十四条  児童が心身の状況によつて履修することが困難な各教科は、その児童の心身の状況に適合するように課さなければならない。
第五十五条  小学校の教育課程に関し、その改善に資する研究を行うため特に必要があり、かつ、児童の教育上適切な配慮がなされていると文部科学大臣が認める場合においては、文部科学大臣が別に定めるところにより、第五十条第一項、第五十一条又は第五十二条の規定によらないことができる。
第五十五条の二  文部科学大臣が、小学校において、当該小学校又は当該小学校が設置されている地域の実態に照らし、より効果的な教育を実施するため、当該小学校又は当該地域の特色を生かした特別の教育課程を編成して教育を実施する必要があり、かつ、当該特別の教育課程について、教育基本法 (平成十八年法律第百二十号)及び学校教育法第三十条第一項 の規定等に照らして適切であり、児童の教育上適切な配慮がなされているものとして文部科学大臣が定める基準を満たしていると認める場合においては、文部科学大臣が別に定めるところにより、第五十条第一項、第五十一条又は第五十二条の規定の全部又は一部によらないことができる。
第五十六条  小学校において、学校生活への適応が困難であるため相当の期間小学校を欠席していると認められる児童を対象として、その実態に配慮した特別の教育課程を編成して教育を実施する必要があると文部科学大臣が認める場合においては、文部科学大臣が別に定めるところにより、第五十条第一項、第五十一条又は第五十二条の規定によらないことができる。
第五十七条  小学校において、各学年の課程の修了又は卒業を認めるに当たつては、児童の平素の成績を評価して、これを定めなければならない。
第五十八条  校長は、小学校の全課程を修了したと認めた者には、卒業証書を授与しなければならない。
第百十三条  第四十三条から第四十九条まで(第四十六条を除く。)、第五十四条、第五十七条、第五十八条、第五十九条から第七十一条まで(第六十九条を除く。)、第八十二条、第九十一条及び第九十四条の規定は、中等教育学校に準用する。

別表第一 (第五十一条関係)
区分 @第1学年 A第2学年 B第3学年 C第4学年 D第5学年 E第6学年
各教科の授業時数
国語 @306 A315 B245 C245  D175 E175
社会     B70 C90 D100 E105
算数 @136   A175  B175  C175  D175  E175
理科      B90  C105  D105  E105
生活 @102  A105        
音楽 @68  A70 B60  C60  D50   E50
図画工作 @68  A70 B60  C60  D50   E50
家庭          D60   E55
体育 @102  A102  B105  C105  D90   E90
道徳 @34  A35  B35  C35  D35   E35
外国語          D35   E24
総合学習      B70  C70  D70   E70
特別活動@34  A35  B35  C35  D35   E35
総授業時数@850  A910  B945  C980  D980   E980

修了・卒業認定に際しては、規則第57条の「児童の平素の成績を評価して、これを定めなければならない。」と第58条の「小学校の全課程を修了したと認めた者」となりますが、現状は“かなり曖昧な状態”と言えそうです。
文科の役人までもが「学校長が認めたもの。」と言い、その根拠を正しても答えない位ですので…。
天使と悪魔さんの状況が”まかり通る”のが解る気がします。

このような現状を看過し意見を言わない・行動しないPTAは、やはり「官制PTA」と言えそうです。

もしかすると、今回のこのご提言は「PTAの民主化」を求めるものなのではないのでしょうか?

ちなみに、私は義務教育課程においては時数消化も必須だと思うのですが、当然得られる「学力の保障」もなされるべきであり、保障されるべき学力は文科省の定める「中卒認定試験に合格出来るだけの学力」だと考えております。
これが前提となれば、「授業放棄」も「落ちこぼれ&落ちこぼし」も無くなるでしょう。


【4482】 ボケの花 2014/10/05(Sun) 16:21
PTAのあり方さん、答出てると思いますよ。

>それは本来の「あり方」であり、現状の間違いを法的に認識する目的があった

官製だろーが、ただの寄合だろーが、『PTAは学校教育に関わったら、あっかーん!』が、【本来】で今もこれは法的に変わってないんでしょ?
ならば、PTA様には速やかに学校教育へ介入することを辞めていただきましょうよ。
物事の「基本」「原点」というものが、軽んじられているならあれこれ余計な改革なんぞせずに、元に戻せばいいんじゃないですか?

で、ちょいと気になったのですが、天使と悪魔さんもあり方さんも、「学校内にPTA有りき」とPTAの存在をお認めになっておいでですか?
私は「有りき」を否定します。

最後のこれはPTA無くすより難しくないですか?

>保障されるべき学力は文科省の定める「中卒認定試験に合格出来るだけの学力」

教員に「成果主義」を宛がうとして、いの一番に見なかったことにする部分ですよ。
しかも元が『就学義務猶予免除者等の』なので、所謂学校の先生が、見なかったことにしてもおかしくない条件だと思います。

ちなみに、うちのおガキ様の中学PTAは、毎年区民ホールで行うクラス対抗合唱コンクールのトリを飾るコーラスをします。
当然ですが、相当期間の練習があります。
んなことやってる暇があるなら、家へ帰って自分の子に「授業中勝手に立ち歩くな」「授業中の私語を慎め」「授業中は授業に集中せよ」「先生もクラスメートも他人、甘えないで、礼儀正しくせよ」くらい言った方がいいと思ってるんですよ。
年に1回、知らないオバサンたちのコーラス聞いて、心穏やかになるくらいなら、最初から授業崩壊してないっての。


【4484】 PTAのあり方とは・・ 2014/10/05(Sun) 21:17
姉様、こんばんは。
>『PTAは学校教育に関わったら、あっかーん!』が、【本来】で今もこれは法的に変わってないんでしょ?
あい(ハートマーク)。
でも、愛する日Pは“これ”を認めません。(官制PTAだから?)
だったら、“難題”を突きつけるべし、と。

>最後のこれはPTA無くすより難しくないですか?
はい。でも、>『就学義務猶予免除者等の』…の「等」がどうであれ、唯一国が「中卒と認める」基準なのですから、これを基に考えるべきだと思います。

>見なかったことにしてもおかしくない条件だと思います。
のであれば、国力を左右するとされる義務教育を「学校の先生」なんぞへ信任すべきではないのではないのでしょうか?

授業妨害をする生徒への対応を含め、教職員による意図的な「落ちこぼし」は無くすべきであり、これは文科省の「不登校への対応について」➔★click here★ でもはっきりと求められております。
ちなみに、授業を妨害するような生徒には出校停止処置などの対応は可能なのですが、彼らにも平等に義務教育を施すべきだと考えております。


【4486】 天使と悪魔 2014/10/07(Tue) 00:51
FJNさん、こんばんは。
ご無沙汰しております。
あり方さんもこちらではお久しぶりです。

結局私にとっては「学校」とうところは鬼門なのかなぁと思っています。
内容的にはFJNさんが指摘くださったとおりでPTA会長がどうしたかを記すと分かり易いと思います。

平成25年5月に書面を見て認識してからPTA会長は「いじめ」と「授業妨害」を知っても何も対応する事はありませんでした。PTAは任意加入であるとの事の方が重大だったのかもしれません。
今回の「授業崩壊」「国語教諭の暴言」「教師が授業中に寝る?」「数学の時間教師も含めてワールドカップの予想や雑談で授業が終わる」等は保護者会が開かれるまではご存知なかったと思います。

この学校の校長は家庭訪問時に「今回の保護者会は昨年まではPTAが主催でやっていました。学校から保護者への話をPTAに主催することはおかしいと思っていました。PTAは任意加入と言う事もあり今回から学校主催で保護者会をやろうという事になりました」という内容の話をしました。

「保護者会」での遣り取りを記しましたが「こんな学校なら行きたくない・・」と子供が言っている事や学校としての体をなしていない事が話されています。
直接話をしたわけではありませんが、PTA会長もしくは執行部役員はこの保護者会に参加していたはずです。
ならば会の大義名分があるのであればこの保護者会以降に何かできたはずが結局何もしていません。
私はこの学校の保護者ではなくなっていますからもう何も期待する事はないです。
どこの学校でもトラブルは学校内で頻繁に起こっている筈です。「こんな事があってね・・・」と一般的に話をしても「またか」と思っても本当はどの様な事が起こったのかは当事者しか分からないものと思うのです。
「和解」「司法の場での話し合いもしくは争い」も含め様々な方向を視野に入れて今まで話し合いをしてきました。
ですから今回の資料は結構に経緯としては整っていると自分なりに思っています。
ですから一部ですが簡単に経緯をまとめて保護者会での事を主体にする資料を作ってみたのです。
皆で考える題材になればと・・・。

今のPTA関連の情報は学校行事の事から抜け出せていないと感じています。もしくは「入退会自由」とか。
そろそろ次に何が出来るかを考えてみてもいいころかなぁと思いまして・・。
でも私にとってこの事は原点でもあるのです。
以前公立中学校で子供がトラブルに巻き込まれ学校側があまりにひどい対応をしたので、岡山市教育委員会と学校長、岡山市政策法務課を相手取り裁判所での調停をしました。
それは詳しくはホームページに記しています。
調停に至ったのは当時のPTA会長が「この話は自分に任せてほしい」と学校と保護者の間に会長が、割って入りその後「あれはその場を収めるために言った」という事もあり、個人で全て対応する事となりました。

PTAの理念は素晴らしいものなのだろうと思いますよ。
であれば学校内で子供の権利や安全を出汁にしている団体であれば「学級崩壊や授業崩壊」「学校トラブル」はテーマになると思いました。

あの調停から5年が過ぎますが、あの無責任な校長・PTA会長の事がなければPTA任意加入を前提としたブログや西小学校の事もなかったと思っています。
moepapaさんが以前コメントしてくれました中に札苗小の改革をするうえで私のブログを参考にしてくれた事、また義勇兵さんのブログでも参考にしてくれたそうです。
とてもうれしかったですしありがたくも思いました。

子供の通う学校のPTAを改革した人、退会した人、退会しトラブルに巻き込まれた人、今まで通りの人、等、様々だろうと思うのです。

全国には色んな人がいるんだなぁとこのPTA問題を通じて知ったところもあり、現在このBBSで書き込みしている事がどこかの会長の役に立つかもしれないですし、これから会長になって単位PTAを変えたい人、こんな会では話にならないという認識だけを持つ人、こんな団体なら要らないと退会する人、等その人たちが判断する材料が増えるのではないかとも思うのです。

私が今回の事で私立学校と司法の場で争う事になればまたホームページで公開するかもしれませんが、そうしたならば「学校問題でどうしたら裁判所まで話を持っていけるか」をある意味詳しく記したものになると思うのです。
そうしたならば全国の学校全体に及ぼす影響は決して小さくないと思うのです。

個人的な事は個人的に解決する事は原則であると考えます。でも教育という事になれば影響を考えたときに「学校内で理念を持って活動しているPTA・保護者会」等あるのであれば「個人的な事は個人的に解決する事は原則」の前にそこに期待したいと思ってしまうのです。
考えたうえで参考にして自分自身が入退会を選択することになる一つの要素になると考えます。

具体的な例としては・・・。
学校内でトラブルや困りごとがあった際に、役員等に経緯などを相談する。執行部で揉んで詳しい場所、日時、個人名などは伏せて学校の中でこの学年でこういった事が起きていると注意喚起する。
PTAや保護者会が個人に代わって「解決」する事等あり得ないですが、学校、当事者の保護者が了承した場合に記録員として同席する。(学校内で何が起こっているかリアルにわかる)双方から意見を求められた場合にのみ発言する。此処難しい。
会員である保護者からトラブル情報が上がった場合、注意喚起の書面を作り、学校側に問い合わせる。その上で注意喚起するかどうか決める。

PTAや保護者会に問題解決はできない。しかし注意喚起は可能。
初期段階であれば注意喚起はとても効果的だと考えます。
学級崩壊や授業崩壊であれば一人の保護者でなく、複数の保護者で教育委員会や学校管理運営者に話が出来る。

「注意喚起」こんなところかなぁと思います。

入会、退会を考える上で一つの材料にならないでしょうか。
またこういった情報を会員が受け取る事が出来れば双方大きなメリットではないでしょうか。
子供の健全育成を願う団体であれば、学校の体をなさない事を無視することはできないはずです。これは公立私立を問わないと考えます。
無視できるのであれば「入退会」を考える前にこんな団体は不必要ですよね。

まとまり無くて済みません。


【4487】 ぶきゃこ 2014/10/07(Tue) 05:14
天使と悪魔さん

おっしゃる理想はよくわかりますし、その想い自体には同意します。
自ブログでも紹介しましたが、勝山市市議が「うちのPTAはいじめ問題が起きたときに教師・保護者・子の連絡調整役を担っている」と豪語しています。本当のことなのでしょうから、そのPTAには存在意義も、加入の価値もあるといえるでしょう。

しかし素人女性ばかりのPTA現場に8年間身を置いた者としては、良心と良識に基づいた能動的な注意喚起システムの構築はとほうもない夢物語に聞こえます正直のところ。
単なるスピーカーシステムとなり新たなトラブルを生み出すに至る、交渉事に踏み込んで引っかき回す、という結末が目に見えるような気がするのですが、私は後ろ向き過ぎるのでしょうか、笑。ペシミストと呼んでください。


【4488】 PTAのあり方とは・・ 2014/10/07(Tue) 05:14
私たちの単位PTAの方向性を定めて下さる日Pはこう言います。

子どもたちの教育の原点は家庭にあることを再確認し、保護者としての自覚を高め、責任を果たし、子どもとともに成長していく。加えて、学校教育についての理解も深めつつ、家庭における教育力の向上を目指していく。

法的には社会教育や家庭教育は学校教育とは別ものであることは先刻承知で言っていると思いますので、この「子どもたち(へ)の教育」や「保護者としての自覚」とは、「権利義務を学び・自覚し・教える」ことを言っているのだと思います。

「任意入会」は大人の権利義務です。これについての「学習」は終わったと言って良いでしょう。
残るは、保護者(大人)として「自覚を高め」「責任を果たす」ですね。子どもたちから非難されぬよう…。

では、大切な「子どもたち(へ)の教育」とは何なのでしょうか。
「子どもたち(へ)の教育」は、子どもたちに与えられた権利義務について「学習し、教え・導く」ことなのではないのでしょうか?
場合によっては「守る」ことも必要です。保護者ですので。

日Pがこの文言を使うのであれば、日本のPTAは「子どもたちの権利義務」を「学び」・「教え」・「導き」・「守る」ことを謳う必要があると考えます。

義務教育は子どもたちに与えられた重大な権利義務です。
これを蔑ろにするのであれば、保護者集団として声を上げるのは当然でしょう。
(出来ないのであれば、退場ねがいませう!)


【4489】 とまて 2014/10/07(Tue) 08:34
あり方さん、『「任意入会」は大人の権利義務です。これについての「学習」は終わったと言って良いでしょう。』これ、どういう意味ですか?どなたの学習が終わっているのですか?

FJNさんの問いかけ、『●中学校における【いじめ】と【授業妨害】を知ったPTA会長は、どう対応したか。』についての天使と悪魔さんのお答えは、『(知っていたはずなのに)保護者会以降に何かできたはずが結局何もしていません。』というまとめでよいのですか?

私がこのトピを拝読して思ったのは、川端裕人さんのニュージーランドレポートです。(★click here★会員登録無くても読める?)保護者から選出されたメンバーに校長の任命権があり、ガバナンスは保護者が、実践の指揮は校長先生が、という形です。これなら、いじめ問題も学級崩壊もダイレクトに保護者の意見が通りやすいでしょうし、保護者の中でも教育への意識の高い方がこぞって手を挙げるのではないでしょうか?

今の、多くのPTAの権力は、保護者の管理方面に強くて、教職員に何か言う方向には向いていないきがします。PTA広報に先生の検閲が入っている場合が多いのがその証拠の一つになりませんか?
一部のPTAで、一時的に対等に話し合えるような状況が生まれたとしても、校長が変わり、PTA会長が変わり、としていくうちにPTAも変わって行きますので…。


【4490】 ボケの花 2014/10/07(Tue) 09:15
おはようございます。

まずはあり方さん、

>国力を左右するとされる義務教育を「学校の先生」なんぞへ信任すべきではないのではないのでしょうか?

「信任」ってなんでしょう?
そんなシステムでしたっけ。

欠席裁判からーの担任代理くじ引きで、単P広報副委員長をやっちまった私からしますと、とまてさんの、

>PTA広報に先生の検閲が入っている場合が多い

これには教職員の方々に申し訳ない思いで一杯々々です(苦笑)
広報誌の内容・書き方(てにをは、句読点に至るまで)すべてが学校職員室にクレーム電話として来るんですね。
会員も、尊い会員意識がおありなら、学校職員室だけでなくPTA本部にクレームがあるはずです。
PTA本部もこれに誠心誠意対応しなければならないはずです。
都合よく、学校のせいにしたり、学校の言うことを聞かないPTAとその会員は、まずは「大人」になることから始めるべきかと思ったり、無駄な要求はするまいと思ったり。


【4491】 PTAのあり方とは・・ 2014/10/08(Wed) 05:16
とまて姉さん、おはようございます。

主語は「国民全体」です。次の「自覚を高め」「責任を果たす」段階に入った、と思います。
まだまだ、な団体が存在しているとするのであれば、国や日Pが(醸成)責任を果たしていないのだと考えます。

ボケの花さん、おはようございます。
「信任」、「信じて、まかせる」
現在の公教育制度は、保護者にはどこの学校にするかなどの選択肢は無く(引っ越す、という選択肢はあります。)、国民に与えられているとされる任免権も機能しておらず、教育力も公表されない中、子供に対する学校教育について指定された学校・教員へ「信じて、まかせる」しかありません。

そうゆう制度なのでは?


天使と悪魔さん、欠礼しました。ごめんなさい。
私は、変わらず“のんびり”やっております。


【4492】 ボケの花 2014/10/08(Wed) 17:29
なるほど、そこがあり方さんと私の異なるとこですね。

うちの辺りは「学校選択制」が残っているので、うちは「選択」しました。
指定校には行っていません。
ここらで「自己責任」発生します。

子どもの「担任」を個人的には「信任」したことがありません。
「担任」ですから、理由も無く邪険にしたり、足蹴にしたりはしませんが、少なくとも「信じて任せ」たりはしません。
「担任」として、また校長などなら「管理者」として、必要な交渉や会話は当然しますが。

彼らは彼らで、得るべき利益や目標としているものが、児童生徒や保護者のそれと一致しませんし、彼らのそれをこちらも尊重しなくてはならないと思うからです。


【4493】 天使と悪魔 2014/10/09(Thu) 00:45
ぶきゃこさん
ぶきゃこさんのご指摘はごもっともです。男性女性に関わらず「人」がやる事ですからその都度状況は変わりますよね。
年度によってばらつきが出る事は否めないと思います。
ただ会員で無くなることも「本人の意思と行動」でできますからそれも一つかと。
「交渉事に踏み込んでひっかきまわす」という事があったなら、学校側がいろんな意味で引くでしょうね。
私個人の「理想、想い」かもしれませんが、相手方であるPTAも「理想・想い」をある意味押し付けている現状です。であれば皆が「理想・想い」を確りと持ち意思表示をするべきだろうと思います。何もしないという事も意思表示ですが・・・。

とまてさん
ご無沙汰しております。
>FJNさんの問いかけ、『●中学校における【いじめ】と【授業妨害】を知ったPTA会長は、どう対応したか。』についての天使と悪魔さんのお答えは、『(知っていたはずなのに)保護者会以降に何かできたはずが結局何もしていません。』というまとめでよいのですか?

そうですね。PTA会長が直接聞いていたかどうかは分かりません。が、役員は聞いていたので、会長が知っていてふつうであると思っております。ですから私は上記のとまてさんのまとめでよいです。

ニュージーランドや他国と日本の教育における事情はPTAの事情を見てもかなり異なりますよね。
PTA改革とかをやろうと思うと今の教育の在り方を変えるべきと気づくのだろうと思います。
教育も社会の複合的な要素でかなり難しくなっているのではないかと・・・。
そのひとつは「発達障害」があると思います。子供の健診などの充実で以前に比べ病院にかかる子供が増えていますし、診察も地域によっては数カ月待ちというのも聞きます。
病院にかかりカウンセリングなどで治療し、療育を受けている方たちはいいのですが幼少期に保護者が子供の療育を認めない場合は問題が大きくなっていると感じております。
小学校高学年あたりで気付いても遅いのではないかと現状感じております。これって保護者の責任は重いですよね。
志を持った子供も、教師たちも対応する事が出来ず「つぶされる」原因の一つであると思います。

もう一つはアメリカの知人に言わせると確か12歳までだったと思いますが、子どもを家で一人で放置した場合など保護者が警察に捕まると言っておりました。
日本のように罰則規定のない法律は守らない場合があり、子育てにおいては核家族化していてむずかしい現状があります。
「自分の身は自分で守る」という事が日本の義務教育現場なのかなぁと思ってしまいました。書いていてどうにもならない政治的な背景なので読み捨ててください。

あり方さんの子供さんも大変な事があったと記憶しております。
学校で被害に遭った子供と保護者は事の大小にかかわらず「学校不信」になりますね。
「中卒認定試験」に合格できる学力は義務教育として学校として保護者として子供につけてあげたいと思います。
これがあるから10代で挫折しても20代30代になって高校に行きたければ受験するための基礎となりますから。
今回トラブルとなっている私学の勉強ですが、公立と違いところどころ抜けているようです。子供が塾で勉強していて習っていない所があり埋めていると言っておりました。
中学高校で抜け落ちたものは大学に入って困ることになるのかなぁと。
高校は実績として進学校であれば大学に放り込めばいいのでしょうけれど、受験対策の勉強で基礎が出来ていないとなれば問題であり学校選ぶための一つかなぁと考えます。

この前テレビ見てたらたまたま「ICT教育」についてやっておりました。少ししか見る事が出来なかったのですがネット上にありました。
韓国では失敗しているようですね。日本ではこれからの教育に取り入れる可能性もあるのかなぁと思いました。学校教育はただ学力だけではないので本当に難しいですね。

★click here★


【4494】 PTAのあり方とは・・ 2014/10/11(Sat) 15:53
ボケの花さん、こんばんは。今回の台風は長引きそうで、いつ停電するやら…。南に位置する会社は、すでに停電6時間が経過しました。
越冬ゴーヤも十数個の実をつけていたのですが、早摘みし、棚を落としました。

>ここらで「自己責任」発生します。
>少なくとも「信じて任せ」たりはしません。
いやいや、あねさん、そこは信任と言うしかないでしょう。
学校選択制と言っても、選択肢も限られておりますので…。
自己責任が伴う形と言うのであれば、このような場合でしょう。➔「子どもの多様な学びの機会を保障するための法律」の骨子案、及び会則」へ★click here★

ご承知の通り、教育基本法第5条に義務教育における国と自治体の目的と責任が示されており、学校教育法第21条に義務教育の目標が定められ、その義務教育を「教諭がつかさどる」(第37条第11項)訳ですから、教育公務員の責務は明確です。

任命権者から任用された、ということが「信任」か否か、について議論するつもりはありませんが、義務教育に関しては、いち保護者が学校教育の現場に随時立ち入ることが出来ない以上、監督権を持つ教委・校長を信じ、「教育をつかさどる」教諭を信ずるしかありませんから。


天使と悪魔さん、こんばんは。
>学校教育はただ学力だけではないので本当に難しいですね。
御意。
現在の制度で「教育の目標」を達成できるのか、“社会”を知らない人たちにそれが可能なのか、疑問なのです。


【4495】 とまて 2014/10/11(Sat) 17:19
済みません。ちょっとURLの貼り方が不親切でしたね。諸外国、というよりもニュージーランドが特殊なんですよ。全部読むのは大変でしょうから、
●日本の1/4の時間で、普通の父母たちが学校を動かす
が肝の部分でしょうか?教委が無くて保護者が直接学校の様々な方向性を決める形になっているんです。

問題を抱えているPTAでは殆ど何も権限が無いので、エネルギーの出口が、建設的な方向に向いにくいところが問題なんじゃないかしらん?

申し送れましたが、あり方さん、台風が無事に通過しますように…。


【4496】 ボケの花 2014/10/12(Sun) 16:40
あり方さん、台風来てますね…
2週続けて「スーパー」クラス、おかげで今日も仕事でした…
いや、明日もなんですが…

うちの子の年頃は、7校?少なくとも6校の中から選択だったので、マジで「自己責任」なんですのよ(乾笑)。
幸いにも「当たり」でしたが、「ハズレ」だったら、完全に子から責められてましたわ。
そのために、PTAとは違うスタンスで「地域」というものにやや詳しくなりました。
「選択」するために、より「生」の学校状況を「聞き込み」(笑)したので、自ずと詳しくなっちまった、です。

私は、法条文を読むときは、第1項を最優先に読みます。
その主旨は第1項に書いてあるからで、2項以下はまぁおまけ、言い訳なことがあるので。


【4497】 PTAのあり方とは・・ 2014/10/13(Mon) 00:18
ボケの花さん、こんばんは。

台風、ようやく静かになってきました。被害も以外に少ないようです。(少ない、との表現は、金武までドライブして得た感想です。)
ベランダのゴーヤーは半殺し状態です。

>私は、法条文を読むときは、第1項を最優先に読みます。
普通教育を“受けさせる”義務は国民に課せられている、から、全ての責任は国民にある、という解釈なのですか?

とまて姉さん、こんばんは。亀ですが、

>保護者の中でも教育への意識の高い方がこぞって手を挙げるのではないでしょうか?

最も意識の高い方々は日Pあたりに屯されているような気がしております。
ちなみに、私も、私の父(姉も母も笑いますが…)も学校に意見し、ガッコの先生様から「教育への意識が高いお父様」との称号を頂いております。


【4498】 ボケの花 2014/10/14(Tue) 11:01
あり方さん、おはようございます。

台風の余波?で現場初日がぶっ飛びました。外構植栽チームは泣いています、植えたばかりの高木が強風でぶっ倒れたからです。

>普通教育を“受けさせる”義務は国民に課せられている、から、全ての責任は国民にある、という解釈なのですか?

我が家は斯様に解釈、判断しております。
うちのおガキ様が通った、また現在通っている、公立小中学校は、自治体教委の方針で、『教育計画@』『教育計画A』が全保護者に配布されます。
毎年入学・進級するごとに配布するので、紙の枚数だけでも膨大です。これを無駄という親も居るらしいので、お友達にはなりたくないものです。
『@』は学習計画と到達目標、『A』は生活指導計画と到達目標で、両冊子とも指導要領の微修正変更点をカバーした年間計画で全学年網羅なので、かなりな分量となっています。

学校側がこれを出してくるなら、親の仕事もしなくてはっ!
この両冊子をくまなく読み込んで、サボっているのは学校なのか、教員なのか、うちのおガキ様なのか、我が家なのか、厳正に判断の上、必要な突っ込みを入れます。
塾の室長とうちのおガキ様の担当講師にもコピーを渡して、協力要請と教育界独特の言い回しの解説を無料で要請したりもします。

これやってると結構な時間も掛かり、単Pのことなんぞ後回しですわ。


【4499】 とまて 2014/10/14(Tue) 15:46
何気なく使った『教育への意識』という単語がブーメランで戻ってきたっ(T_T)。そう言えば日Pって何を目指して活動してるのか未だに良く分からない、と思って、改めて事業計画★click here★を見たら、トップに
綱領
 本会は教育を本旨とし、特定の政党や宗教に偏ることなく、小学校及び中学校におけるPTA活動を通して、わが国における社会教育及び家庭教育の充実に努めるとともに、家庭・学校・地域の連携を深め、子どもたちの健全育成と福祉の増進を図り、もって社会の発展に寄与する。
って書いてあるのね。あれ?学校教育は??学校を良くするために活動しているんじゃないんだ?
PとTの団体なのに??

天使と悪魔さん、“学校問題を保護者が抱えたとき”については、少なくとも日Pの綱領では特にやる気がないかもしれないです。

あり方さん、“国民全体”の学習が終わって、国民全体が“「任意入会」は大人の権利義務です。”と納得しているのならこれからPTA活動で病気を悪化させたりするひとが無くなるのですね!嬉しいです。とかとても言う気になれません(涙)。
委員や役員の押し付け合いなんかが無くなるまでは、とてもこのサイトを畳む気にはなれません。

10月16日追記:あ、あり方さんが既に綱領のコピーされてましたね。失礼しましたm(__)m。


【4500】 PTAのあり方とは・・ 2014/10/18(Sat) 20:07
亀ですが…
とまて姉さん、こんばんは。
私は【4488】で『残るは、保護者(大人)として「自覚を高め」「責任を果たす」ですね。』、と書いておりますが、
>“国民全体”の学習が終わって、国民全体が“「任意入会」は大人の権利義務です。”と納得している…
のであれば、「自覚が足らず、責任を果たしていない。」ということです。
国や日Pには「社会教育の醸成責任」があるものと思われますので、国や日Pの「自覚」も足らないのではないか、と考えます。

ボケの花さん、こんばんは。
御地の事例であっても、「教育計画」や「到達目標」という課題を達成する意思の見られない教員の存在に「目をつぶる」理由はないはずです。
ましては親が「子に対する教育」の全責任を負うのであれば、義務教育を施す教育公務員の「教育の放棄」に意見を言うのは当然でしょう。

少なくとも天使と悪魔さんの事例は、『必要な突っ込みを入れる』状況にあると思います。
で、その「親と教師の会」の役割は? ということでは?

私の主張は『「子どもたち(へ)の教育」は、子どもたちに与えられた権利義務について「学習し、教え・導く」ことなのではないのでしょうか』でして、
日P会長の言う、
>子どもたちが生きる力を醸成し、誇りをもち、夢をもち、将来に希望と自信のもてる教育環境を、私たち保護者、大人(社会)がつくっていかなければなりません。
まんまだと思っております。


【4501】 とまて 2014/10/18(Sat) 23:35
あり方さん、私達が入退会自由の根拠として良く引き合いに出す第二次参考規約なんですが、これ、当時の人の中には保護者の発言力を削ぐものとして捉えられていた方も複数いらっしゃったみたいです。
今、本が手元に無いんですが、1948年版と並べて印刷して、こんなに後退してしまった…と嘆くような内容だったと記憶しています。

今は、更に更に激しく後退しているので、この違いは小さいことのように思っていましたけれども、再度読んでみようかと思います。

で、学習とは、知識が共有されました、という意味でしょうか?だとしても、国民全体という程ではないのではないでしょうか?PTA問題自体に関心が有る人の比率が小さいと思うので…。

私は、一部の上手く回っているPTAでイジメや学級崩壊の問題を取扱うのは可能だと思います。でも、止めた方が良い状態のPTAも沢山あると思います。だってねぇ、広報の文字のフォントサイズが気に入らないって喧嘩吹っかけて、何日も粘る保護者だって居るんですよ。考えただけで疲れちゃう…(T_T)。


【4502】 ぶきゃこ 2014/10/19(Sun) 06:06
とまてさん、「PTAの研究」でしょうか。
第二次参考規約は「参加は自由意思」を明確にうたい上げたとして、我々の主張に都合よく(笑)引用されたりもしますけれども、実は日Pへの自動加入文言が追加されたためそのハレーション抑制のための釈明だ…というようなことですよね。とまてさんがイメージした本と違いました?
あと、ちらっと話題になってた教育権と信託の問題についても解説されていました。

つい昨日、自ブログに関連記事をアップしたばかりなんですけど、杉村房彦氏の論文でも参考規約の変遷については触れられています。


【4503】 FJN 2014/10/19(Sun) 07:38
俗にいう「第2次参考規約」の関連で書きます。
全国PTA問題研究会(全P研)のサイトで、
  記事≪骨ヌキにされたPTA≫
――が読めます。
コピペします。
1947年の文部省「父母と先生の会」第1次参考規約に明記されていたものが、54年の第2次参考規約では、 国の教育行政の後退にともない、PTAに対しても、次の条文が取り除かれてしまいました。
◇「PTAの目的第2条」
  2、民主社会における市民の権利と義務とに関する理解を促すために、父母に対して成人教育を盛んにする。
  3、新しい民主的教育に対する理解を深め、これを推進する。
  4、適当な法律上の手段により、公立学校に対する、公費による適正な支持を確保することに協力する。
◇「PTAの方針第6条」
  本会は、自主独立のものであって、他のいかなる団体の支配、統制、干渉も受けてはならない。
◇「PTAの方針第7条」
  本会は、教員、校長および教育委員会の委員と学校問題について討議し、またその活動をたすけるために意見を具申し、参考資料を提供する。
◇「PTAの方針第8条」
  本会は、国および地方公共団体の適正な教育予算の充実を期するために努力する。

PTAもまた教育行政とともに後退したといえます。PTAの大切な部分が骨抜きにされてしまったのです。
   ◆典拠:全P研サイト――★click here★


【4504】 とまて 2014/10/19(Sun) 12:33
ぶきゃこさん、確認しました。★click here★『PTAの研究―親の教育権を見直す』坂本 秀夫 (著)です。
『第7章 PTAの変化』で第二次参考規約についての改悪ポイントを挙げて、巻末に『[資料]二つの文部省PTA参考規約の比較』のページに、全文を対比できるように提示しています。残念ながら、私達の心の拠り所(えぇぇっ…爆笑)[備考]はカットですが。他にも、1〜2冊で同様の内容を見かけた記憶があります。家にあるのか、県立図書館にある本なのか定かでは…(滝汗)。

FJNさん、ありがとうございます!『骨抜きにされた』と書かれているのは、その辺りのことがメインだと思います。


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